【簡単解決策3つ】結婚式に呼ぶ人いない!友達いないからやりたくないの対処法

カップルのどちらかが、結婚式に前向きになれない理由の一つとして、「結婚式に招待できる友達がいない、招待したい友達がいないから」というのがあります。

たしかに、友達が少ないと思われるのは、喜ばしいことではありません。

 

しかし実際のところ、結婚式の友人ゲスト数が少ないと何に困るのでしょうか?

今回は、友人ゲストが少ないことで起こる問題と対処方法、それから、友人ゲストが少ない場合におすすめな挙式スタイルをご紹介します。

 

はじめに端的な結論を言ってしまうと、

結論
神前式などの和婚が最も自然で最強!
※神前式は、基本的に家族だけで行うものなので、友達の招待は不要です。

 

神前式以外にも、方法があるので順番に説明していきたいと思います。

 

もし、あなたのパートナーが友達が少ないことで結婚式を渋っているなら、ぜひこの記事を読んでもらってみてください。

説得材料として、十分な内容になっていると思います。

何人?結婚式に呼ぶ友達の平均人数

  • ~2020年まで:平均招待ゲストは26.8人
  • 2020年以降:平均招待ゲストは16人

そもそも、一般的な友人ゲストの数を知らなければ、多いとも少ないとも言えませんよね。

 

ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、平均招待客数は66.3人。

それに対して、平均友人ゲスト数は26.8人という結果になっていました。

新郎新婦はそれぞれ、平均13.4人ずつ招待していることになります。

過去5年程さかのぼっても、1、2人前後するだけで、だいたい2020年と変わらない結果になっていました。

 

しかし、「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、平均招待客数は42.8人。

平均友人ゲスト数は16人と、およそ10人も減っています。

 

コロナ等の影響で、招待人数を縮小して結婚式を実施するカップルが多かったようです。

ということで、友人ゲスト数は新郎・新婦それぞれで10人前後が平均ということですね。

 

招待する友人が少ないと、どんな感じで困るの・・・?

それは順番に解説していきましょう!

招待する友人が少ないと困ること

新郎新婦が、両方とも友人が少ないなら問題ありません。

 

困るのは、ずばり「パートナーの友人の数と差がありすぎるケース」です。

「人数差がありすぎる」とは・・・?

どのくらいのことを言うのでしょうか?

人数差ってどのくらいのことを言うの?

招待客の比率が新郎新婦で6:4くらいであれば問題ありませんが、目安として7:3程度になると少ないと感じられるようです。

 

一般的には、「新郎新婦の招待客がほぼ半分」であるのが理想的とされています。

人数差が7:3ほど開きがあると、困ることも出てきます。

パートナーの友人の数と差がありすぎる

人数差がありすぎることで困ることは、この2つ。

  • 多い方の友人ゲストを減らして調整する必要がある
  • 席の配置が難しい

パートナーの友人ゲスト数に差がありすぎると、人数をそろえるために、多いほうの招待客を減らさなければいけないことがあります。

 

もし本人同士が気にしていなくても、「周りからの印象やバランスが悪いから」という理由で、両親が良しとしない場合も。

 

また、友人ゲストが8人以下だと、席の配置が難しくなります。

披露宴でよく使われる丸テーブルは8人掛けになっているのですが、親族と同じテーブルにするか、会社の上司や同僚と同じテーブルにするか…などと判断が難しいんです。

 

でも、

友達の数が8人に満たないし、やっぱり結婚式はやめておこう…

 

そんなことは思わないでください!!

 

解決策としては、

  • 披露宴会場の中央に位置するテーブルに、新郎新婦共通の友達と少ない方の友人ゲストをまとめる

というのががあります。

 

もし人数に大きな差があったとしても、新郎新婦の二人や、両家両親が納得していれば何の問題もありません。

友人ゲストの人数が少ないから困ることなんて、実は大したことないんです。

 

とは言え、

周りから「新郎(新婦)は友人が少ないんだな…」と思われるのはどうしても避けたい!

という人もいると思います。

そこで続いては、結婚式に呼びたい友人がいない時の対処法をご紹介します。

結婚式に呼ぶ友人がいないときの対処法

周りの目を一切気にしなくていい方法として、この3つがあります。

  • 結婚式に友人を呼ばずに家族・親族だけで行う
  • 友人は二次会にだけ呼ぶ
  • 友人の代役サービスを利用する

メリットもあわせて、具体的に解説しますね。

友人を呼ばずに家族・親族だけで行う

結婚式には、必ず友人を呼ばなければいけない!というルールはありません。

 

家族や親族だけでこじんまりと挙げることで、気を張らなくていいアットホームな結婚式ができます。

そういう結婚式はゲストとの距離が近く、みんなの思い出に残る良い結婚式になることが多いんです。

友人は二次会にだけ呼ぶ

もし、「結婚式に呼べるほど仲がいい友達はいないけど、そこそこ仲のいい友達ならいる」ということなら、二次会にだけ友人を呼ぶのはどうでしょうか。

 

二次会費はお祝儀よりも手頃なので、気負わずに招待できます。

また、ゲスト同士が直接話さない限り、誰がどちらのゲストか見分けられないので、人数差は気になりません。

友人の代役サービスを利用する

最終手段として、専門の派遣会社に「友人の代理出席」を利用するというのも一つの手です。

費用はかかりますが、もちろん代行だとバレないように出席してくれるだけでなく、スピーチや余興も頼めるので、どうしても友人ゲストの人数を合わせなければいけない時に役立ちます。

 

「結婚式は堅苦しい」というイメージを持ちがちですが、二人のシチュエーションに合わせて、様々な形式で結婚式を挙げることができるんです。

では、最後になりましたが、ここからは友人ゲストを呼ばないから(少ないから)こそおすすめしたい、挙式スタイルをご紹介します。

【★具体的解決策】友人がいない人に適した挙式スタイル

友人ゲストがいなくても全く気にならない挙式スタイルは、以下の3種類です。

  1. 和婚
  2. リゾート婚
  3. フォトウエディング

友人ゲストが多いと、盛り上がりのある華やかな式になりますが、人数が多くなると、どうしてもゲストとの距離は遠くなりがち・・・。

 

その点、友人ゲストを呼ばなかったり、ゲストが少なかったりすると、ゲストと近いアットホームな結婚式を挙げられます。

まずは「和婚」からみていきましょう!

和婚

日本の伝統的な結婚式である「和婚」は、家族や身近な親族のみで行います。

一言に和婚と言っても、厳密にはこの3種類に分けられます。

  • 神前式
  • 仏前式
  • 人前式

友人を呼ぶか呼ばないかで迷う必要がないので、思い切って「和婚」にしてみるのはいかがでしょう。

◆ 神前式

「神前式」は、白無垢や色打掛などの和装をし、神社で式を挙げます。

最近では友人参列者を許可している神社も増えましたが、もともとは親族のみで行う挙式スタイルなので、わざわざ友人を呼ぶ必要はありません。

 

神社で挙式をするとなると、そのまま親族だけで披露宴を行うことも少なくないので、会社の上司や同様、友人には

  • 事前に…身近な親族だけで神前式を挙げること
  • 報告として…無事結婚式を終えたこと

を連絡すれば大丈夫です。

 

神前式ってどんな感じなのかイメージが付かない!!という方は、具体的な式の流れを是非ご覧ください。
↓↓

【これで安心】神前式当日の流れを徹底解説!親族・友人も困らない!

◆ 仏前式

「仏前式」は、「神前式」と同じく和装をして、お寺で式を挙げます。

参列者は家族と親族のみとなっているので、友人を招待しなくても、なんら不思議がられません。

神前式と同じく、事前報告と事後報告だけ忘れないようにしましょう。

◆ 人前式

「人前式」は、参列者に二人の結婚を誓うという比較的新しい挙式スタイル。

 

和婚として紹介しましたが、厳密には、和装でもドレスでもよく、二人の希望を実現しやすいのがメリットです。

場所や形式にとらわれないので、

  • レストランで立食パーティー
  • 円卓ではなく長方形の長いテーブルを使って席の配置を工夫

したりすれば、友人の人数差を簡単にカモフラージュすることができます。

 

それぞれの和婚の違いや詳細をもっと知りたい場合は、こちらの記事を参考になさってください。

和婚の種類は3つ。神前式/仏前式/人前式の違いとメリット・デメリット

リゾート婚

国内にとどまらず、海外での結婚式も視野に入れてみましょう。

ハネムーンと一緒に外国で挙式をすれば一石二鳥ですし、二人だけの世界を満喫することができますよ。

フォトウェディング

フォトウェディングとは「挙式はせず、白無垢やウェディングドレスなど衣装を着て、写真撮影だけ行う」という結婚式のスタイルです。

通常、二人だけでの撮影になり、挙式も披露宴も行わないので、一般的な結婚式よりも費用を安く抑えられます。

まとめ

結婚式の良し悪しは、友人の数では決まるものではありません。

たくさんの友人ゲストがいれば、豪華な結婚式になるかもしれませんが、新郎新婦とゲストの距離は遠くなってしまいます。

(それから費用面も・・・)

 

友人が多い場合にも、少ない場合にも、どちらにも良し悪しがあり、大切なのは二人に合った結婚式のスタイルを見つけることです。

 

友人を呼ばない挙式スタイルや、披露宴の形式を少し工夫するなど、ちょっとのアイデアで人数差は気にならなくなりますよ。

今回の記事が、結婚式を前向きに考えるきっかけになれば幸いです。