そんな話を聞いたことはありませんか？
自然災害や、突然の入院、コロナやインフルエンザに感染しての自宅待機など、結婚式をキャンセルせざるを得なくなる可能性は、誰にでも潜んでいます。
大変な思いをして準備した結婚式が中止になり、高額のキャンセル料の支払いだけが残った…。
そんな最悪の事態を避けるために、今「結婚式保険」に加入するカップルが増えているんです。
この記事を読めば、結婚式保険とは何か、どこまで補償してくれるのか、どの保険を選べばいいのかが分かります。
安心して結婚式の準備を進めるためにも、ぜひ「結婚式保険」を検討してみてください。
「結婚式保険」はキャンセルや延期に備える保険商品
通常、結婚式をキャンセル、または延期する場合、高額の「キャンセル料」や「延期料金」を支払わなければいけません。
そんな時、「結婚式保険」に加入していれば、数万円の掛け金で数百万円のキャンセル料を全額補償してくれます。
もし、新郎新婦揃って健康な場合であれば、「結婚式をキャンセルするわけないし、結婚式保険は必要ないかな」となるかもしれません。
しかし、予期せぬアクシデントは誰にでも起こり得るのです。
安心を買うという意味でも、「結婚式保険」に加入する人は、現状多いのです。
保険料が高そう…という印象を持たれるかもしれませんが、そうでもありません。
結婚式保険の料金
結婚式保険の料金は、1万～5万、6万円程度です。
その他の保険のように、毎月支払うものではなく、一回きりの支払いであらゆる結婚式のアクシデントを補償してくれます。
掛け金の額が上がるにつれ、補償してくれる金額も上がるので、結婚式の規模や内容に合わせたプランを選ぶことが大切です。
結婚式保険に加入するメリット
結婚式直前や当日に、本人や大事な親族が入院した場合、結婚式を中止や延期にしたいと思っても、実際キャンセルの判断を下すのは難しいものです。
しかし、結婚式保険でキャンセル料が全額補償されるとなると、キャンセルすることも選択肢に入れることが可能！
万全な状態でまた改めて結婚式に望むことも考えることができますよね？
予想外の事故が起こったとしても、「金銭面の負担を最小限に抑えて、結婚式をやり直せる」というところが一番のメリットです。
続いては、加入時期の詳細を確認しておきましょう。
結婚式保険の加入は何日前まで？→多くは45日前
結婚式保険は、結婚式の場所と日程が決定した時点で、加入することが可能です。
おおよそ挙式の45日前までに加入する必要があり、加入後15日後から補償を受けられるようになります。
加入のタイミングで料金が変わることはないので、結婚式場の予約時点で加入するのがおすすめです。
そんな場合でも、プランを変更できるので安心してください。
いいえ、キャンセル理由には多少の条件があります。
もちろん、人間関係の問題や、単に結婚式場を変更したいからという理由では補償は受けられません。
次の項目で、どんな場合に結婚式保険の補償を受けられるのか説明しますね。
結婚式キャンセルに備える「結婚式中止費用保険金」
補償が受けられるキャンセル理由としては、この4つのケースが該当します。
- 身内や自分たちに不幸があった場合
- 身内や本人の7日以上の継続入院
- 結婚式当日の入院
- 地震・台風・火事などの災害や特別警報発令時
では、詳しい内容を確認していきましょう。
身内や自分たちに不幸があった場合
本人や身内に不幸があった場合、結婚式保険の補償が受けられます。
身内に該当するのは、
- 両親
- 子供
- 兄弟姉妹
最後の保険会社の比較で詳しくご紹介しますが、祖父母まで補償してくれるプランを提供しているのは「Happy Wedding」のみです。
また、保険期間開始前に発生していた傷害や疾病を原因とするものは、対象外になります。
身内や本人の7日以上の継続入院
本人や身内が7日以上継続して入院したことを理由とした結婚式のキャンセルは、補償の対象になります。
ここでの身内に該当するのは、
- 両親
- 子供
保険期間の開始前に既に予定されていた場合や、7日以内、継続していない7日以上の入院は、対象外になります。
結婚式当日の入院
結婚式当日に新郎新婦が、入院や自宅待機を余儀なくされ、結婚式を中止する場合にも補償の対象になります。
- 病気や怪我で入院している場合
- 医師から、疾病や傷害の療養を目的として自宅待機を支持された場合
コロナの対応に関しては、細かな取り決めがあるので注意が必要です。
地震・台風・火事などの災害や特別警報発令時
自然災害や特別警報が発令された場合、それぞれの条件に当てはまっていれば、結婚式のキャンセルを補償してくれます。
災害時
家屋半壊以上、100万円以上の損害を被った場合
警報発令時
下記の特別警報が、結婚式場の位置する地域、新郎新婦の居住地に前々日～当日の間に発令された場合
- 大雨特別警報
- 大雪特別警報
- 暴風特別警報
- 暴風雪特別警報
- 波浪特別警報
- 高潮特別警報
「結婚式保険で、たくさんのアクシデントに対応してくれるんだね。」
結婚式保険の補償はこれだけではなく、まだまだ安心できる補償がいっぱいあるんです！
式場の破損や貸衣裳の汚損などに支払われる「修理費用保険金」
結婚式保険は、結婚式のキャンセルや延期のためだけのものではありません。
結婚式中のこんなアクシデントにも対応してくれます。
- 式場の設備や備品を壊してしまった！
- レンタルした衣装を汚してしまった！
など、これらのアクシデントは新郎新婦に限らず、親族や友人などのゲストによって引き起こされる可能性もあります。
その場合も、保険でカバーしてくれるので安心です。では、この2つもチェックしておきましょう。
式場の設備や備品を破損
披露宴会場にある調度品や照明設備、映像や音響装置に至るまで、あらゆる備品の破損や汚損が補償対象になっています。
ゲストがうっかり絨毯を汚してしまったり、余興の際に勢い余ってステージの備品を壊してしまったりした場合にも、結婚式保険が使えます。
レンタルした衣装を汚損
ドレスでも和装でも、普段着なれない衣装なので勝手が分からず、
- 裾やベールを引っかけて破ってしまった！
- 腕を上げすぎて、着物の脇の部分を破いてしまった！
なんてことにもなりかねません。
結婚式保険は、当日にレンタルした衣装や装飾品の汚損や破損も、補償してくれます。
式当日の「まさか」も補償する
大事な日には、「まさか、こんな事が自分たちの身に降りかかるなんて！」というアクシデントも起こり得るのです。
どういった補償があるのか、確認しておきましょう。
式中に体調が急変し、招待客が救急搬送された
お祝いの席となると、いつもよりお酒を多く飲んでしまい、急性アルコール中毒を引き起こしてしまうことは少なくありません。
そういった、ゲストの体調の急変や発病などで救急車によって搬送された場合も、結婚式保険の補償の対象になっています。
コロナウィルスやインフルエンザに感染してしまった
特に冬場は、どんなに気を付けていてもインフルエンザなどの感染症に感染してしまう恐れがあります。
結婚式保険に加入しておくことで、そういった万が一の事態に備えられるんです。
続いては、先輩花嫁の経験や意見を参考にしてみましょう。
結婚式保険に加入した先輩花嫁の声
何も事件が起こらず、無事に結婚式が出来るのが一番ですが、結婚式保険に加入していたおかげで、多額のキャンセル料や、修理費用の負担をしなくて済んだケースがたくさんあります。
いったいどんなアクシデントが先輩花嫁に起こったのか、知っておきましょう！
事例1：「新婦が結婚式前日にインフルエンザに感染して挙式キャンセル！
保険のおかげでやりなおして最高な式ができました！私は前日にインフルエンザになったのですがまさか自分がなるなんて全く思っていなかったです。体は強いほうだったのですがやはり仕事と結婚式準備とでかなり式までにきつかったです。なので本当になにがあるかわからないので必ず入っておいたほうがいいです。入っていたおかげで無事にすぐ日程を決めなおしやり直すことができました。一生に一度きりのことなのでやはり念には念を入れておこくとが大切です。いろんな人に迷惑はかけましたがやり直して最高な式となりとても感動しました。本当に感謝してもしきれないです。本当にありがとうございました。
実際の保険金お支払額 475万円
引用：ブライダル保険なら結婚式総合保険「佳き日のために」 (bridal-hoken.jp)
事例2：「結婚式当日に新郎が会場の金屏風を倒してしまい破損！
何かあってからでは遅いので加入すべきと判断しました。結果的に思いもしない事故がおこり加入してよかったと思っています。これからの人々には強くおすすめします。本当に予期せぬことはおこります。車の保険のように常識になるといいですネ！！！！」
実際の保険金お支払額修繕費用 2.4万円
引用：ブライダル保険なら結婚式総合保険「佳き日のために」 (bridal-hoken.jp)
どの例も、いつ自分に降りかかっても不思議ではない内容ですよね。
少額の掛け金で、こんなに安心な補償が受けられるのだから、先輩花嫁が強くおすすめする理由にも納得がいきます。
しかし、いざ結婚式保険に加入しようと思っても、
という疑問が浮かんでくると思います。
そこで、ある程度知名度の高い3社から提供されている結婚式保険を比較してみたので、参考にしてみて下さい。
結婚式保険の比較3社
主な結婚式保険はこの3つです。
- 「佳き日のために」…あそしあ少額短期保険
- 「花嫁のお守り」…ゼクシィ保険ショップ
- 「Happy Wedding」…ダブルエー少額短期保険
では順番に、詳細をみていきましょう。
佳き日のために
特徴としては、結婚式保険を日本で最初に始めた会社であり、2022年7月の時点で既に8万組以上が利用しているという、安心の実績数です。
結婚式キャンセル補償
３つのプランがあります。
- ひとまず安心な結婚式
- とっても安心な結婚式
- すごく安心な結婚式
挙式当日補償
式場設備の修理費用
貸衣装の修理費用
招待客救急搬送・見舞金
新郎新婦入院一時金
(※保険料5.6万円のすごく安心な結婚式プランで加入すれば、自己負担なし。)
ゼクシィ保険ショップ
特徴は、結婚式の補償に加え、ハネムーンや新生活のアクシデントにも対応してくれるところ。
ライフイベントに関わる保険の相談にも乗ってくれます。
結婚式キャンセル補償
こちらのサービスでは、式のキャンセル保証はありません。
挙式当日補償
式場設備の修理費用
貸衣装の修理費用
招待客救急搬送・見舞金
新郎新婦入院一時金
(※保険料5.6万円のプランで加入すれば、自己負担なし。)
別途で「THEカラダの保険」というプランもあり、これに加入すればハネムーンや新生活の補償を受けられます。
Happy Wedding
祖父母の不幸まで対象にしてくれるのはHappy Weddingだけ。
他社よりも少しお手頃価格で、結婚式当日のレンタル衣装や備品の破損、汚損の補償を自己負担なしで対応してくれます。
結婚式キャンセル補償
プランA～Cまであり、3種類のプランにそれぞれ「ベーシック」「ワイド」が選べるようになっています。
「ワイド」に加入していれば、祖父母に不幸があった場合に、結婚式のキャンセル補償が受けられるようになります。
挙式当日補償
式場設備の修理費用
貸衣装の修理費用
招待客救急搬送・見舞金
新郎新婦入院一時金
予約をする際には、それぞれのホームページでしっかり最新の内容を確認してからにしてくださいね。
高額のお金がかかるイベントには、ハプニングがつきもの。
この記事を通して、「自分たちに限って、結婚式をキャンセルする事態に陥るはずはない」と過信するのは危険なことだと感じて頂けたかと思います。
念には念を入れて、安心して当日を迎え、無事結婚式を終えられるように、是非「結婚式保険」の加入を検討するのも良いと思います。
